▲ 瀬渕山(せぶちやま) 553.5m
・ 高指山(たかさし/たかざすやま) 911m
▲ 不老山(ふろうさん) 839.4m
◆歩行時間:2時間20分(うち25分が車道歩き)
◆1/25000地形図:上野原
◆行程 一般道だが
瀬渕周辺は道迷いに注意
瀬渕集会所 ~ 瀬渕山山頂 ~ 576m圏峰 ~ 和見峠 ~ 高指山山頂 ~ 不老山山頂 ~ 金毘羅宮 ~ 中風呂 天満宮 ~ 県道30号線 ~ 瀬渕集会所
体力 ★★☆☆☆ 行程も短く傾斜もさほどでもない。
眺望 ★★★★☆ 瀬渕、高指、不老とビューポントあり。
技術 ★★★★☆ やはり瀬渕山東部は道が荒れがち。慎重に。
繁閑 ★★☆☆☆ 高指、不老山付近は人がちらほら。
総合 ★★★☆☆ 一般道とバリエーションの中間のようなコ-ス。
眺望を楽しみながら静かな山歩きができる。
この日は朝から大月方面の山を狙っていたのですが、お昼に
ガス点検で作業員が来るとのことで午前中は
沈没('A`)
仕方ないのでガス点検の最中に地形図を広げて登っていない山を探す。
とはいえ近場で登れる山は登りつくした感があるのでやっぱり一度は登った事がある山に定まっちゃいます・・・うーん。
そういえばあの山がまだ克服できてないよなぁ・・・
じゃあ5度目の正直!
ということでまた瀬渕山ですw
悠遊趣味のかずさんが
前回見つけられなかった三角点の位置のヒントを教えてくださったので今度こそは!と意気込んでおりますw
ついでに瀬渕山の北側へも足を延ばしてみようと思います。
瀬渕集落登山口登山口に着いたのが14:38
かなり遅い時間の出発なので行動が制限されるだろうなぁ・・・
前回来た時よりも草が茂っていて
一層取り付きがわかりにくくなっています。
急に道が見えなくなる場所も健在。
知らない人は比較的藪の少ない左側を行っちゃうんだろうなぁ・・・
正解は右側の藪をかき分けて、ちょっとした溝を越えた先。
そこからは分かりやすい道が続きます。
えっ
でも何でこんなところに
鹿の角?
周囲を調べても骨の様な物も見つからず。謎だ。
flatorbit は しかのつの を てにいれた !
ここから山頂までの写真は前回の記事や、
かずさんのレポに譲るとします。
それにしても
草がとても茂っていて歩きづらくなっています。
やっぱりこのルートは整備する人がいないのでしょうか。
そんな事を考えながら山頂を目指します。
今回の目的は山頂から外れた場所にある
三角点。
前回
40分も掛けて探したのに見つからなかった三角点ですが、今回こそは・・・登攀5回目になる今回こそは見つけないと・・・!とりあえず山頂に荷物置いて、そっからまた捜索開始って感じかなぁ・・・、
って、おい!
普通に見つかりました、まるでアクアショップにあるナナのごとくw
僕みたいに見つけられない人にヒントですw
この写真奥の茂み(南側)にあります。
東側尾根から山頂へ続く荒れた道を、気持ち南側に歩いていると見つかるかと。
ちなみに山頂手前の
赤テープから65歩くらいですw
と言ってもここを見る人が瀬渕山に登ることはあまりないと思いますがw
瀬渕山(せぶちやま/553.5m)山頂やっぱり登り始めて20分ほどで山頂へ到着。
三角点も見つかったし、もう瀬渕山は怖くない!(キリッ
しかし長かった・・・
最初に登った時は
登山口とはまったく違う道に入ってしまい、あえなく断念。
二度目は
害獣駆除で銃を担いだおじさんに山に入るな!と一喝され断念。
三度目は登頂に成功するも
下山で失敗。
四度目は難なく登って下りて来られるものの
三角点が見つからず。
低山で傾斜もきついわけでもなく、
アプローチも短いこの山に何度手こずらされた事か・・・
鹿の角はいままで頑張った分の
ご褒美って事ですかね?w
鹿の角は社のお賽銭箱に置いておきました。
持って帰ってもどうするわけでもないですしね。
誰かが持って帰っちゃう前にぜひ一度ご覧になってください。
瀬渕山を後にして西側へ少し下ります。
意外にも道はしっかりしていて、一般の登山道と遜色ありません。
ぐぬぬ・・・東側はやっぱり
いらない子だったんですね・・・ッ!
四差路下りきったところに四方向に交差する地点が
現れます。
今回は赤テープに従って、尾根筋を進み576m圏峰を目指します。
赤テープは3つほど近場に設置してあるので迷う事はないはず。
576m点赤テープを過ぎると次第に道が良くなってきます。
踏み跡も濃く、歩き易い良い道をしばらく歩くと576m圏峰です。
和見峠瀬渕山から歩く事わずか20分。
和見、森久保地区、高指山へと分岐する和見峠に着きます。
ここでしばらく悩みます。
当初の予定では和見集落まで歩く予定だったのですが、和見峠から高指山へ登った方が距離も短いし、トレーニングにもなる。時間は15:20 どちらが早いループを組めるか・・・悩む間にも時間は過ぎていく・・・
よし、暗くなる前に高指山方面へ行こう。
思うが早いか、道なりに速足で歩き始めます。
790m圏峰(高丸?)かずさんのサイトで高丸と紹介されている790m圏峰にて。
九十九折れの登りを繰り返すと山名表記はありませんが、比較的なだらかな790m圏峰に辿りつきます。特に整備されている風もないのでそのまま歩を進めます。
高指山(たかさし/たかざすやま/911m)山頂急いだのもあって、和見峠から30分で高指山へ到着。
ベンチや新しい山名標のある小広い山頂です。
天候があまり良くないので息を整える暇もなく南側へ進路を取ります。
高指山から不老山への道はアップダウンが多いながらもしっかりした道になっていて不安なく歩けます。
不老山(ふろうさん/839.4m)山頂高指山から10分で不老山(甲東不老山)へ到着。
あいにくの天候でせっかくの眺望もなし。
ここでも下山を急ぐ事に。
地形図にそって明瞭な道を下ると中風呂方面への案内標が現れます。
不老山からの下りはいくつかルートが選択できるのですが、今回は森久保西区の鳥居を目指して下りる事に。
金毘羅宮歩き易い道を下る事15分ほどで金毘羅宮と書かれた鳥居と社のある場所へと導かれます。
歩き易い道はこの社のためでしょうか?
金毘羅宮からすぐのところに中風呂、西不老の分岐がありますが、
指導標の奥にも一本踏み跡が伸びています。
僕はそこから下りました。
結論から言うと指導標の中風呂方面と合流する道のようで、難なく下る事ができます。
中風呂 天満宮そのまま良好な踏み跡を辿っていけば急に人工物に着き当たります。
社の階段を下りて振り返れば『天満宮』の文字。
どうやらここが西風呂(森久保西区)の神社マークにあたる場所のようです。
不老山はいくつか下山コースがありますが、仕事道のような間道もしばしば見られるのでそれらを辿って下山するのも面白いかもしれません。
基本的には南に下っていけば森久保地区に下り立てるので、踏み跡さえ見つかれば妙な遭難をすることもないかと思います。
さてその後は瀬渕集会所まで車道歩きが待ってましたとさ。
瀬渕山、攻略!!
三角点も見つかったし、やっとすっきりした山行になりました!
鹿の角も見つかったしw
これで瀬渕山コンプレックスがなくなりましたよww